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「EC2」タグの記事が7件件あります

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· 約15分
moritalous

クラウドプラクティショナーは入門クラスの資格ではありますが、ITの基礎知識が必要なだけでなく、結構多数のAWSサービスが出題範囲になっています。試験ガイドに記載のあるサービスは約60個!(文末に全部記載)

結構きついと思いますので、少しでも覚えやすくするために、ストーリーのある構成図にしてみました。

· 約4分
moritalous
お知らせ

過去にQiitaに投稿した内容のアーカイブです。

さようならFirefox Send。あなたは私のT4gインスタンスの中で永遠に生き続けます!! でEC2上にWebアプリケーションを構築しました。 欲が出て独自ドメイン化&SSL化をしてみました。

ドメインの取得

freenomで.tk.ml.ga.cf.gqドメインが無料で取得できます。 欲しい物を探してドメインを取得します。 image.png

Route53の設定(ホストゾーンの設定)

ホストゾーンを追加します。取得したドメイン名をパブリックホストゾーンとして登録します。 image.png

登録すると、NSレコードが作成されます。ここで4つのDNSサーバーのドメインが自動で指定されます。 image.png

ここで指定されたドメインをfreenomに設定します。

Services -> My Domains Manage Domains Management Tools -> Nameservers image.png

これでRoute53でドメインが管理されます。反映までに結構時間がかかります。

ACM(AWS Certificate Manager)の設定

SSL証明書を発行します。 バージニア北部(us-east-1)リージョンを選択します。

証明書のリクエスト image.png

ドメインは*.を先頭に付けてワイルドカード証明書としましょう image.png

DNSの検証を選択します。 image.png

次々進み、検証のところで、Route 53でのレコードを作成ボタンを押します。 image.png

しばらくすると証明書が発行済となります。これもちょっと時間がかかります。 image.png

CloudFrontの設定

Create Distributionから作成を進めます。 WebのところのGet Startedを押します。

Origin Domain NameにEC2のパブリック IPv4 DNSを入力します。 Origin IDは自動で入力されますが、うまく入力されるときとされない時があります。。何度もOrigin Domain Nameを入れたり消したりしてるとそのうちうまっくいくと思います。 image.png

HTTP PortHTTPS PortをEC2で起動しているWebアプリに合わせます。(今回はHTTPが1443ポート) Viewer Protocol PolicyRedirect HTTP to HTTPSに、Allowed HTTP MethodsGET, HEAD, OPTIONS, PUT, POST, PATCH, DELETEに変更します。 image.png

Origin Request PolicyManaged-AllViewerにします。 image.png

Alternate Domain Names(CNAMEs)に使用するドメイン名(moritalous.ga)を入力し、SSL CertificateCustom SSL CertificateにしてACMで作成した証明書を選択します。 image.png

Route53の設定(サブドメインの設定)

サブドメインの設定を行います。

ホストゾーンの選択 -> レコードを作成 シンプルルーティングを選択します。 image.png

シンプルなレコードを定義を押します。 image.png

レコード名を入力し、値/トラフィックのルーティング先CloudFrontディストリビューションへのエイリアスを選択し、作成済みのディストリビューションを選択します。 image.png

レコードを作成ボタンを押します。 image.png

設定は以上です。

動作確認

CloudFront発行のURL(HTTPS)

OK CloudFront発行の証明書が使用されています。 image.png

CloudFront発行のURL(HTTP)

HTTPSにリダイレクトされ表示。OK

Route53発行のURL(HTTPS)

OK こちらはACMで発行した証明書が使用されています。 image.png

Route53発行のURL(HTTP)

HTTPSにリダイレクトされ表示。OK

うまくいきました。

· 約4分
moritalous
お知らせ

過去にQiitaに投稿した内容のアーカイブです。

とても便利なFirefox Sendですが、残念ながらサービスの停止が発表されました。

Mozilla、「Firefox Send」の再開を断念 ~無償のファイル送信サービス - 窓の杜 Update on Firefox Send and Firefox Notes - The Mozilla Blog

停止の発表とともにすでにサービス停止済みで https://send.firefox.com/ にアクセスしてもmozillaのトップページに転送されます。

Firefox SendのソースコードはGitHubでオープンソースで公開されていますので、そちらを起動してみましょう。

Docker Composeを使いますが、

We don't recommend using docker-compose for production.

だそうですのでお気をつけください。


よろしければ、ご自由にどうぞ。 https://send.moritalous.tk/


独自ドメイン化とSSLについて以下で続きを書きました。 意外と簡単!EC2上のWebアプリを独自ドメイン化&SSL化

環境

丁度いいタイミングでAWSからt4g.microインスタンスの年内無料トライアルが発表されたため、こちらを使用してみます。

新しい EC2 T4g インスタンス – AWS Graviton2 によるバースト可能なパフォーマンス – 無料で利用可能 | Amazon Web Services ブログ

構築

Docker

sudo amazon-linux-extras install -y docker

sudoなしでdockerコマンドが使えるようになるおまじない

sudo groupadd docker
sudo usermod -aG docker $USER

Dockerサービス起動

sudo systemctl enable docker
sudo systemctl start docker

Docker Compose

ちょっと面倒ですが

sudo yum install -y python3 python3-devel libffi-devel openssl-devel gcc make
sudo pip3 install docker-compose
sudo ln -s /usr/local/bin/docker-compose /usr/bin/

Git

sudo yum install -y git

環境構築は以上です。

アプリケーションデプロイ

ソースの取得

git clone https://github.com/mozilla/send.git

ちなみに2020/09/20時点で、リポジトリはすでにArchived状態になっています。

docker-compose.ymlの修正

2点、変更します。

  • selenium-firefoxの削除
docker-compose.yml
-  selenium-firefox:
- image: b4handjr/selenium-firefox
- ports:
- - "${VNC_PORT:-5900}:5900"
- shm_size: 2g
- volumes:
- - .:/code
  • Firefox Account不要化

このままdocker-composeすると起動はするのですが、ファイルのアップロードが失敗します。結構ハマったのですが、Issueを参考に、Firefox Accountを不要化することで解消します。

docker-compose.yml
     environment:
- REDIS_HOST=redis
+ - FXA_REQUIRED=false

修正後はこんな感じ

docker-compose.yml
version: "3"
services:
web:
build: .
links:
- redis
ports:
- "1443:1443"
environment:
- REDIS_HOST=redis
- FXA_REQUIRED=false
redis:
image: redis:alpine

docker-compose up

Docker Imageのビルドが始まり、しばらくすると起動します。

docker-compose up -d

http://[EC2のパブリックIP]:1443でFirefox Sendが無事起動します。

image.png

ファイルを登録して

image.png

アップロード!!!

image.png

発行されたリンクをクリックしてダウンロードできます。

image.png

自分用にはこれでなんとかなりそうです。

いいサービスだったのに、残念ですねぇ。。